「きっとすぐに日常が戻ってくる。」
そんな期待を胸に、入学時からずっと我慢を強いられた中高生たちがいよいよ卒業をする３年生になりました。ウィルスとの戦いは今後も続いていきます。そんな中で学生たちは何を想うのだろうかと考えていました。

「みんな我慢している」
「仕方がない」
「いつか元に戻る」
「できるだけ控えて」

そんなずるい言葉ばかりを掛けてしまっていたのではないだろうか。学生時代がかけがえのない時間であること知っているのに、知らないふりをしていたのではないか。わたしは、ズルい大人になっていないだろうか。

何かしたいなとずっと思ってました。
「あの時の大人は何もしてくれなかった。」
そう言われない、胸を張れる大人であるために、最初は小さくとも、まずは始めようと。
ちゃんと宣言しようと、動き出しました。